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応援ルール
高校の応援団は主に硬式野球を中心に活動していますので、
そのルールは主に全国大会(甲子園)出場時に、
時に地方大会前に県高野連から通達されます。
例えば、昔の高校応援団は和太鼓が中心の応援でしたが、
昭和42年の甲子園大会から和太鼓と笛の使用が禁止され、
中京応援団は、地方大会でも甲子園に倣い使用を自粛しました。
吹奏楽は昔プレー中は禁止で、試合開始前、終了後、イニング交代時のみでしたが、
昭和40年代前半に東京六大学にコンバットマーチ、ダッシュケイオーが出現、
甲子園でも昭和40年代半ばより、攻撃時に限り演奏が可能となりました。
その他、甲子園での応援団は必ずアルプス席に一つに限り、応援団旗は最後列。
個人名や会社名の旗は禁止などなどですが、一番最近ではタオル回しが自粛、
愛知県では熱田、瑞穂球場での鳴り物禁止(瑞穂は決勝戦などは解禁)があります。
上記のように高野連からのルールの他に、応援団相互の暗黙ルールやマナーもあります。
審判団が協議中は応援自粛ですが、守備側がタイムをかけての協議中は演奏の音を小さく、
交換エールの順序は試合前は先攻チームから、試合後は勝利チームからなどなどです。
この交換エールの順序ですが昔は決ってなく、大体が中京が先に行っていました。
これは相手校が中京応援席に挨拶に来てくれて決ったり、そうでない時も敬意を表してくれました。
しかし中京の甲子園出場が減ってしまい、東京六大学に倣った前記の順序が主流になったようです。
ただこの交換エールは、最近の甲子園大会では行われないことがあります。
理由は応援は攻撃時に審判が「プレー」を宣告してからというルールが出来、
試合終了後の応援(校歌・エールなども)は禁止になってしまったからです。
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